危険にさらされているのは誰か?

このような意味での栄養不良については、危険に置かれているのはわれわれ現代人のすべてです。でも、危険の度合いについては大きな人もあり、小さい人もあります。生活における活動と条件がさまざまで、微量栄養素の必要量が多い人と、通常の食生活からでもなんとかまかなえる人とに分かれます。いろいろなケースで検討してみましょう。

1、ダイエット(減量)中の場合

摂取する食品の量を全体として減らすことから、抗酸化物質と微量栄養素の摂取も同じように減ると考えるのが妥当です。でも本当は、ダイエット中だからこそ、反対にビタミンやミネラルの必要量は増加するのです。拒食症や過食症は微量栄養素の欠乏症につながるリスクをとても大きくしています。

2、喫煙者の場合

吸うタバコ一本毎に大量のビタミンCとその他の抗酸化物質を消費します。心臓病になり易いのはそのためです。

3、過度の飲酒の場合

体内のアルコールは、ビタミンB群と亜鉛、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル類を身体から奪います。

4、運動選手

過度の運動とはげしい酸素消費は抗酸化物質の必要量を増やします。発汗によって大量の亜鉛その他のミネラル類を失います。適当な量のミネラルの補給を考えるべきです。

5、日光浴の場合

紫外線は大量の抗酸化物質を消費させます。ビタミンA,ビタミンC,ビタミンEを補給すれば、肌の老化をある程度は防げます。

6、菜食主義

食生活にはじゅうぶん気をつける必要があります。ビタミンAとビタミンD、そしてビタミンB12の追加補助を忘れてはなりません。

7、避妊ピル使用の場合

経口避妊薬を使用する場合は葉酸、ビタミンBとビタミンC、そして亜鉛も不足しがちです。

8、外傷、病気、手術の場合

ビタミン類とミネラル類の必要度が増加します。特に、カルシウム亜鉛、マグネシウム、ビタミンA,ビタミンB,ビタミンC,ビタミンEなどが大切です。

9、妊娠と授乳の場合

成長する胎児、あるいは授乳する乳児のためにビタミンB群、葉酸、ビタミンA、ビタミンD、そしてビタミンEが重要です。必要なミネラル類については鉄、カルシウム、マグネシウムなどです。

10、閉経後の女性

骨を維持するためカルシウムとミネラルが必要なのは言うまでもありませんが、その他にも、ビタミンD、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンKと野菜に含まれる各種の植物由来の微量栄養物質が必要です。さもないと、骨粗しょう症の危険があります。

11、老人の場合

老人の場合一般的に消化能力が衰えます。それだけに微量栄養素の摂取も不足しがちです。60才以上の人には総合ビタミン剤、ミネラル類の補助食品を強くお勧めします。

第一章 ビタミン剤は高価な小便か?

クレイトン博士の「英国流医食同源」 〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜(翻訳版)の内容を転載しています。

当コンテンツは、現代人の食生活に関する問題や身体を守る抗酸化物質に関する豊富な研究結果を元に、多くの消費者の誤解の本質を解き、健康な食生活の実践を啓蒙している、論文『クレイトン博士の「英国流医食同源」〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜』の内容を転載しております。

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