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フラボノイドは食べられる植物すべてに含まれている

フラボノイドは人間の栄養として重要でありながら、ごく最近まで悲しいほど無視されてきたと言わざるを得ない栄養素です。幸いなことに、たとえフラボノイドが何なのか全く知らなかったとしても、だれでもある程度のフラボノイドはすでに何度も食べた経験があるはずです。問題は、どれだけの量を摂取しているかで、健康を維持できるか否かが分かれます。西欧社会の一般的食生活では、1日当たり25ミリグラムから1グラム程度は摂取していると考えられていますが、実は、このフラボノイドの摂取量は冠状動脈疾患とガンのリスクを決定する重要な因子の1つなのです。

では、どこに行けばこのフラボノイドという重要な栄養素が入手できるのでしょうか? 答えは非常に簡単です。食べられる植物ならほとんど何にでも含まれています。果物、野菜などです。当然ながら、リンゴ、プルーン、柑橘類、キャベツ、レタス、馬鈴薯、トマト、お茶などのようなどこにでもありふれた植物性食品はこの点でほとんどOKです。たいがいの農産物には適量のフラボノイドが含まれていると言っても差し支えありません。にもかかわらず、現実には、現代人のほとんどは慢性的にフラボノイド欠乏とも言えるのです。その理由は、最近の食習慣の大幅な変化です。前世紀の終わり頃の食習慣と比べると、現代人の新鮮な果物の摂取量は当時の半分以下と言えるのではないでしょうか。その反対に、加工食品としての果物類の摂取は増加しています。加工食品の製造のために、手を加えれば加えるほど、フラボノイドの含有量は減少します。なぜなら、果物にしても野菜にしても、フラボノイドがもっとも集中的に存在するのは、葉っぱ、皮、芯、種子などであり、加工食品産業ではこういった部分は、普通にはほとんど使われないからです。

フラボノイドが植物の葉や皮に集中するのは、フラボノイドが植物の重要な自己防衛システムの1部であり、植物が外敵から身を守るために、植物の外部組織に集中するからです。フラボノイドの多くは抗酸化物質です。太陽の紫外線が発生させる活性酸素から身を守る目的のために植物にとってもっとも大切なことは、第1に一番外側の「皮」、であり、次に子孫につながる「種子」を守るための「芯」であるという事実にはうなずけるものがあります。フラボノイドには、強い抗ウイルス性、抗菌性、抗真菌性などがあります。植物の体全体に張り巡らされたフラボノイド・リングは、病原体の攻撃から身を守るための、植物の重要な防御機構になっているのです。ある種のフラボノイドは苦みや刺激性があり、それによって他の動物に食べられないように身を守るわけです。あるいはまた、食べた生物の代謝を狂わせるような軽い毒性をもつものさえあります。

植物の外側にフラボノイドが集中する理由の1つは、このような多目的な化合物が派手に目立つ色彩を持っており、それによって昆虫類や鳥類を魅惑して受粉や種子伝搬をさせる事を目的としているとも考えられます。

第七章 いま注目の抗酸化物質

クレイトン博士の「英国流医食同源」 〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜(翻訳版)の内容を転載しています。

当コンテンツは、現代人の食生活に関する問題や身体を守る抗酸化物質に関する豊富な研究結果を元に、多くの消費者の誤解の本質を解き、健康な食生活の実践を啓蒙している、論文『クレイトン博士の「英国流医食同源」〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜』の内容を転載しております。

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