こういった治療法、または予防法を理解していただくためには、先ず骨というものの全体の説明から始めなければなりません。

骨の代謝は非常に活発なものです。骨は常に消耗して失われる一方、再生もされています。骨格全体ではおよそ10年間ですべて入れ替わります。普通われわれが日常的にする歩行や軽い運動などが引き起こすごくわずかな骨の破損を修復するためには、このような新陳代謝は不可欠なのです。小さな破損が大きな破損にならないうちに補修が必要です。このような補修はつねに行われており、通常は2つのステップで行われます。まず第1ステップは破骨細胞が登場して破損した骨を取り除きます(専門的にはこれを吸収あるいは再吸収という)。第2ステップは、破骨細胞と反対の働きをする骨芽細胞(造骨細胞ともいう)が登場して古い骨のあった場所に新しい骨を形成するのです。

健康な若者の場合には、骨は損失、つまり再吸収よりも形成の方が早いのが普通です。こうして、骨は30才から35才頃までは発達・強化します。しかし、この年令以降は一方的に下り坂です。その下り坂は、とくに女性の場合に顕著です。閉経の後はカルシウム損失の速度は速まります。なにしろ、一般には、女性の骨格は男性より小さいのですから、骨はますます薄くひ弱になり、ついには骨折にいたります。大づかみには、こういうことですが、このリスクが人によって大小の相違があるのは何故でしょうか?

第十章 骨粗しょう症で骨折り損にならないために

クレイトン博士の「英国流医食同源」 〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜(翻訳版)の内容を転載しています。

当コンテンツは、現代人の食生活に関する問題や身体を守る抗酸化物質に関する豊富な研究結果を元に、多くの消費者の誤解の本質を解き、健康な食生活の実践を啓蒙している、論文『クレイトン博士の「英国流医食同源」〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜』の内容を転載しております。

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