尿漏れ(切迫性尿失禁)

尿漏れ(切迫性尿失禁):尿トラブル(排尿障害)

女性の尿漏れで、急に尿意を覚え、トイレに行くまでに我慢できずに漏らしてしまうケースがあります。このような尿漏れは、「切迫性尿失禁」と呼ばれています。「トイレに行きたい」と思い始めたら我慢ができなくなり、トイレに駆け込んでも、間に合わないというのが症状の大きな特徴です。

切迫性尿失禁は、過活動膀胱によって引き起こされるとされています。通常は、尿意を覚えてもしばらくの間我慢することができますが、過活動膀胱があると、自らの意思に関わらず、膀胱が勝手に収縮してしまい、尿を排出してしまうのです。

脳や膀胱に疾患がある場合におきやすい症状とされています。脳卒中の後遺症やパーキンソン病等の脳の病気が原因で発生したり、膀胱炎による炎症や、時に膀胱結石や腫瘍などにより膀胱が過敏になっているために起こることもあります。一方、脳や膀胱に疾患がなくても、発生してしまうケースも多いようです。

「帰宅して玄関のカギを開けようとしたとき」、「トイレのドアノブに手をかけた時」、「トイレで下着を下ろそうとしたとき」などの後もう少しというタイミングや、「手を洗おうとして水に触れた時」、「炊事や洗濯などの水仕事をしている時」、「冷蔵庫を開けて冷たい空気を感じた時」など、寒冷刺激が引き金になって尿漏れが発生することが多いのが、切迫性尿失禁の特徴です。

腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の両方を併せ持つ混合性尿失禁も少なくありません。また、尿が出にくく出しきれなくなる、尿排出障害により残尿が多い場合も、尿漏れが発生します。原因が特定しづらい場合には、医療機関を受診しましょう。

切迫性尿失禁に対する治療の基本となるのは骨盤底筋体操と呼ばれる体操で、軽症の場合にはこれだけで症状が改善することが多いようです。

骨盤底筋体操は、とても簡単に実施できるため、以下を参考に毎日の生活に取り入れてみることをお奨めします。骨盤底筋体操では、骨盤底の尿道や膣、肛門辺りの筋肉の収縮と弛緩を繰り返し実施します。そうすることで、弱った骨盤底筋を鍛えて筋力をつけ、膀胱や子宮、直腸などの骨盤内の臓器が下がるのを防ぐことができます。骨盤底には、瞬発力のある速筋と、持久力のある遅筋との2種類がありますが、その両方を鍛えることができます。

  • 1.大きく深呼吸して、全身の力を抜きます
  • 2.肛門や膣の辺りの筋肉を1〜2秒間締めて、1〜2秒間緩めます
  • 3.肛門や膣の辺りの筋肉を締めて、胃の方(上部)へ引き上げて1から5までゆっくりと数えた後に、5〜10秒間ほど緩めます
  • 2と3とを、各5回ずつ繰り返すのを1セットとして、1日に10セット程度実施するのが目安となります。
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