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医学・健康常識を疑え ~「生命=本能が喜ぶこと」こそ本当の健康法~

'世間の常識'に従うことで、逆に健康を損なうことになる…

ステロイド剤の乱用は西洋医学の「限界」の現れ
~薬の常識・非常識~

  • ステロイド剤の魔力と副作用の実態とは?
  • 副作用の激しいステロイド剤が乱用される理由とは?
  • 病気の原因に目を向けることなく対症療法に留まる現代医療の限界?

医学・健康常識を疑え
~「生命=本能が喜ぶこと」こそ本当の健康法~

  • 石原結實著
  • イシハラ・クリニック 院長
    長崎大学医学部卒業、同大学院博士課程終了
    血液内科を専攻

ステロイド剤の魔力と映る特徴は?

西洋医学で処方することが多いステロイド剤(副腎皮質ホルモン)の使用に関しては、医者の中にも賛否両論がある。

ステロイド剤が「諸刃の剣」的な性格を持っているからだ。

重篤の喘息発作で呼吸困難がひどいとき、強いアレルギーやばい菌の感染でノドの粘膜が激しく腫れ、窒息しそうなときにステロイド剤を投与すると、病状を劇的に抑え、患者を死の恐怖から救うこともある。大出血などによりショック状態に陥り、血圧低下をおこして危ない状態の患者にステロイド剤の点滴を打って、息を吹き返すケースも多数ある。

またリウマチ性関節炎、全身性エリテマトーデスなどの膠原病、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患、潰瘍性大腸炎、クローン病、ネフローゼ、再生不良性貧血などの自己免疫疾患、白血病、悪性リンパ腫など、原因や治療法が十分に解明されていない「難病」にステロイド剤を用いると、当初は著しい効果がある。さらに痛みも軽減され、炎症も沈静化、食欲は増し、気分も爽快になり、更に利尿作用も促進される。そして当事者である患者は、まるで病気が治ってしまったような感覚に陥るのだ。

ステロイド剤はまさに「伝家の宝刀」的な特効薬である。

ステロイド剤の負の側面:激しい副作用の実態とは?

しかし、数週間以上使っていると、さまざまな副作用が出現してくることが多いのだ。

水分貯留による浮腫(むくみ)・満月様顔貌、出血傾向による紫斑・皮下出血、多毛・脱毛・掻痒感・発汗症状・色素沈着・にきびなどの皮膚症状。体重増加、胸焼け・嘔気、胃痛・下痢などの消化器症状、頭痛・不眠などの精神神経症状、筋肉痛・関節痛、疲労感・発熱・月経異常などの不定愁訴、糖尿病、虫歯・骨折・小児の発育不全などの骨代謝の異常、そして高血圧など、副作用は枚挙に暇がない。まさに恐ろしいほどの副作用のオンパレードである。

病気の治療中にこのステロイド剤の副作用によって死亡するケースすら、まれではない。

これがステロイド剤の「諸刃の剣」たるゆえんである。

原因に目を向けず対症療法のステロイド剤を利用する現代医療の限界

漢方医学や民間療法を「科学的ではない」と一笑に付す医学関係者も少なくない。

しかし、科学的であるはずの西洋医学が、ガンをはじめ、ベーチェット病、重症筋無力症・全身性エリテマトーデス、再生不良性貧血・クローン病などの原因不明の難病を、副作用だらけのステロイド剤などで治療しているのは本末転倒と言わざるをえない。

「原因不明」と切って捨てるのはたやすい。しかし、病気という「結果」には必ず「原因」があるはずである。

「医学・健康常識を疑え」 ~「生命=本能が喜ぶこと」こそ本当の健康法~(書籍)の「第一章」の『薬の常識・非常識』の中の、『ステロイド剤の乱用は西洋医学の「限界」の現れ』の段落を全文掲載しています。

当コンテンツは、現代医療の実態と問題を医師の立場で鋭く捉え、他人任せ&医師任せになりがちな我々の健康管理の在り方に警鐘を鳴らしている、書籍「医学・健康常識を疑え」 ~「生命=本能が喜ぶこと」こそ本当の健康法~の内容を元に作成いたしました。段落タイトル、及び黄色のハイライトは、リラクゼンセレクト側で付加しております。

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