アルミニウムも骨形成には、悪玉としてですが、大きく係わっています。骨の成長する部分に取り入れられると、骨形成プロセスを妨害します。色々あるアルミニウムの害毒の中でも特に注目すべきものの1つは、腎臓疾患患者の透析の初期に骨が脆くなり、骨折の例が数多く報告されています。現代では、1つ1つ例を挙げるのも困難なほどの多くのアルミニウムとの接触のチャンスが誰にとってもありますが、これが骨粗しょう症の増加の原因となっていることはまず間違いないと言えましょう。だから、骨粗しょう症を避けたい人は、自衛のために自分でアルミニウム防御対策を行う外はありません。そして、その方法はただ1つ、ケイ酸です。ケイ酸は天然の化合物で、消化管内部でアルミニウムと容易に結合して、無害な砂状の物質に変えてしまいます。ケイ酸補助食品を摂取した場合、アルミニウムの吸収を85%以上減らすことが報告されております。骨粗しょう症対策の1つにぜひ組み入れることが望ましいわけです。

第十章 骨粗しょう症で骨折り損にならないために

クレイトン博士の「英国流医食同源」 ~発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる~(翻訳版)の内容を転載しています。

当コンテンツは、現代人の食生活に関する問題や身体を守る抗酸化物質に関する豊富な研究結果を元に、多くの消費者の誤解の本質を解き、健康な食生活の実践を啓蒙している、論文『クレイトン博士の「英国流医食同源」~発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる~』の内容を転載しております。

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