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怖くて飲めない!(Selling Sickness) 〜薬を売るために病気はつくられる〜

必要のない薬を飲んでいませんか?

患者の数を操作する 〜病気という「商品」の売り込み方〜

  • 病気の基準は国によって異なり、時代によっても変化してきている?
  • 病気の境界を広げると潜在的患者数は増え、製薬業界の市場は拡大する?
  • 製薬業界の強い影響下で、病気の原因や治療の考え方が形づくられている?
  • 薬に費やされる莫大な費用、本当はもっと適切な使い方があるのでは?

怖くて飲めない!(Selling Sickness)
〜薬を売るために病気はつくられる〜

  • レイ・モイニハン(Ray Moynihan)共著
  • 英国医学雑誌(BMJ),ランセット誌,ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌などに記事を書く健康ライター
  • アラン・カッセルズ(Alan Cassels)共著
  • 医薬品問題 に取り組む研究者兼ライター
  • 古川 奈々子訳
  • 翻訳家、東京医科歯科大学歯学部卒、アメリカの歯科医師国家試験(学科)にあたるNational Board Dental Examinationsに合格

「病気」と「健康」の境界線は誰が決めている?

多くの医学的状態において、健康と病気の境界線をどこで引いたらいいかは非常にあいまいである。「正常」と「異常」とを分ける境界は国によって劇的な違いがみられたり、時代とともに変わったりする。病気の境界を大きく広げれば広げるほど、潜在的な患者数は増え、製薬業界にとって都合よく市場が広がることは明らかだ。

今日、会議の席で、そうした境界線を引く専門家の手に製薬会社のペンが握られていることがあまりにも多い。そして、彼らは、会議を開くたびに、病気の境界を広げているのである。

製薬業界の強い影響下で、患者数と治療の考え方が形づくられている?

こうした専門家たちによると、米国では、高齢者の90%以上が高血圧症であり、女性のほぼ半数は女性性機能障害をわずらっており、4000万人以上がコレステロール値を下げるべきであるという。新聞記者の助けをちょっと借りれば、こうした最新の'病気'はとても重篤で、多くの人がかかっているが、薬で治療が可能だというふうに世間に広めることができる。

疾患の境界線が押し広げられる一方、その'病気'の原因のほうは、可能な限り狭められてしまう。心臓病の原因は、コレステロール値や高血圧といったごく狭い範囲に絞られ、精神的苦痛は、主として脳内にあるセロトニンという物質のアンバランスのせいだとされてしまう―――そんな説明は全体像を見ていないばかりか、すでに時代後れだというのに。

薬に費やされる莫大な費用、もっと適切な使い方があるのでは?

今日、病気についての我々の考え方は巨大製薬会社の大きな影響の下で形づくられている。だが、焦点が絞られているために、健康や疾患を、広い視野でみることができなくなっていて、ときにはそのために、個人や共同体が大きな代償を支払わなければならないこともある。

たとえば、現在、コレステロール値を気にする健康な人が高価なコレステロール低下薬を買うために、何十億ドルもの金が使われている。しかし、人類全体の健康の改善が我々の本来の目的であるならば、その金の一部を、喫煙を減らしたり、運動を勧めたり、食事内容を改善するためのキャンペーンに使ったほうが、はるかに効果が期待できるはずなのである。

「怖くて飲めない!」 〜薬を売るために病気はつくられる〜(書籍)の「プロローグ」:『病気という「商品」の売り込み方』より、 『患者の数を操作する』の段落を全文掲載しています。

当コンテンツは、医薬品の実態と問題という側面を鋭く捉え、我々の健康管理の在り方に警鐘を鳴らしている、書籍「怖くて飲めない!〜薬を売るために病気はつくられる〜」の 内容を元に作成いたしました。 段落タイトル、及び黄色のハイライトは、リラクゼンセレクト側で付加しております。

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