亜鉛はカラダの中でどんな働きをしているの?
亜鉛は骨や細胞等、カラダのあらゆる箇所に存在する、ヒトに必須のミネラルの一つです。亜鉛は成人の体内に、全て合わせても2〜4g程度しかありませんが、約300もの酵素の構成成分であるため、その働きは非常に多岐に渡ります。たんぱく質の分解や合成、遺伝情報伝達物質DNAの合成、糖質の代謝、インスリンの合成、免疫反応などに関わっています。
亜鉛は摂れている?どんなものに含まれているの?
亜鉛の一日の所要量は9〜12mgです。が、加工食品はポリリン酸、フィチン酸を多く含み、これらが亜鉛の吸収を妨げるため、コンビニ食、ファーストフードに偏りがちな方は注意が必要です。栄養素の乏しい土壌で取れた食品には始めから亜鉛があまり含まれていません。
亜鉛を多く含む食品は、牡蠣や牛肉、煮干などの動物性のものと、ゴマや小麦胚芽など植物性のものがあり、双方をバランスよく摂取することが必要です。
亜鉛が不足するとどうなるの?(味覚障害、皮膚、疲れがでやすくなる)
亜鉛が不足すると、あらゆる酵素の働きを保てなくなることから、色々な症状がカラダに現れてきます。 現れる症状はヒトによって異なりますが、当てはまるものがあれば亜鉛の不足を疑ってみるのもいいかもしれません。
亜鉛の不足によりたんぱく質、コラーゲンの合成がうまく行かなくなっていると、肌が荒れてカサカサしている、にきびが出来易くなります。
また、舌の上で味を感知している味蕾は皮膚の一種であり、一般的な表皮よりもさらに新陳代謝が活発に行われています(舌をやけどすることが多くありますが、皮膚のやけどなどに比べてすぐに治っているとおもいませんか?)。このため、亜鉛が不足すると、味が分かりにくい状態になってしまうことがあります。
たんぱく質の合成に関わっていることから子供に亜鉛不足が起こると、成長障害が現れることもあります。成人では貧血、うつ状態が現れるといった報告があります。
また、亜鉛は前立腺や精子に多く存在します。精子の尾部の活動性に亜鉛が不可欠なため、生殖機能の維持にも亜鉛が重要だといえます。
さらに、亜鉛は免疫反応にも関与しているため、不足すると免疫機能が低下して、風邪などにかかりやすくなってしまいます。
どんな亜鉛をとれば良いの?
亜鉛の一日の所要量は9〜12mgなので、必要量配合されているもの(10mg前後摂れる物)を選びましょう。過剰に摂ると急性の中毒や、すい臓機能に異常をきたすことがあるので、上限の30mgを超えないようにしましょう。また、体内吸収が高いとされる、グルコン酸亜鉛が使用されているものがいいでしょう。
飲み易い粒、大きさ、味のものが長く続けられるポイントです。
ご利用の際の注意
お薬との飲みあわせで、薬の吸収を阻害するものがあります。
カプトプリル、シスプラチン、テトラサイクリン、フルオロキノロン系、ペニシラミン、利尿剤などを服用されている方は、亜鉛の摂取は控えてください。(食べ物からの摂取に関しては控える必要はありません)
亜鉛アレルギーのある方は摂取を控えてください。
空腹時より、食事と一緒に摂ったほうが吸収はいいようです。
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