第五章 抗酸化物質、何をどれだけ摂るべきか?

抗酸化物質、何をどれだけ摂るべきか?

いままで述べたのは、すべてある種の病気に対処する目的で用いた抗酸化食品による栄養的アプローチです。しかし、ただ単に現在の健康をそのまま維持したいと願う健康な人にとって役にたつのでしょうか? 健康な場合には、抗酸化物質あるいは抗酸化食品はまったく不要なのでしょうか?

抗酸化物質の有効性を計る手段として科学者にはいくつものテスト方法があります。どの方法がベストかについて合意がなされていないだけです。たとえば、読者が、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化されないように守る目的で、特定の抗酸化物質がどの程度有効かを知りたいとします。答えは簡単で、読者自身の酸化モデルによってある程度は決まっているからです。完璧とは言えないのは確かです、しかし、それにもかかわらず、これには一定のパターンがあるからです。

酸化ストレスのモデルには普通ビタミンCが先ず使われます。ビタミンCが「ガス欠」になると、次にビタミンEの番がきます。ビタミンEが無くなると、それがすなわち脂質の過酸化の開始です。ビタミンCあるいはビタミンEを追加して摂取すれば脂質の過酸化はストップします。しかし、タンパク質の酸化は別です。タンパク質を守るためには他の抗酸化物質、例えばシステインとかグルタチオンのようなものが必要です。いずれにせよ、抗酸化に関する限り、単品では、つまり活性酸素に対抗するのに1つの抗酸化物質で当たるという方式では、理論的にも実際にも誤っているのです。ビタミンP(フラボノイド)はビタミンCとビタミンEの後方支援をしますし、必要な場合には、ある程度までは取って代わるピンチヒッターの役割さえします。

第五章 抗酸化物質、何をどれだけ摂るべきか?

クレイトン博士の「英国流医食同源」 〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜(翻訳版)の内容を転載しています。

当コンテンツは、現代人の食生活に関する問題や身体を守る抗酸化物質に関する豊富な研究結果を元に、多くの消費者の誤解の本質を解き、健康な食生活の実践を啓蒙している、論文『クレイトン博士の「英国流医食同源」〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜』の内容を転載しております。

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