なぜ製薬業界の独占なのか?

特に日本の読者のために敢えて申し上げるなら、筆者の知るところでは、日本ではこのコエンザイムQ10の入手には医師の処方が必要か、あるいは薬局で購入するしか入手方法がないと承知しています。前述のように、筆者の考えでは、これは自然の食品(つまり鰯、まぐろ、牛肉、レバーなどですが)からも得られる栄養素ですから、入手先が薬局あるいは病院などに限定されるべき性質のものではありません。安全性についても保証付きです。「一害もなく百利ある」栄養素です。したがって、あくまでも筆者の個人的見解としては、食品として扱われてしかるべきであり、消費者の利便性を高めるのが本筋であると考えます。国民の健康と福祉に責任を持つべき厚生省がQ10の販売を製薬およびその周辺のみに制限する政策はまったく理解に苦しむところです。万に1つでも、その政策が1部の製薬会社の独占的利益につながっているとすれば、公益をないがしろにしていると批判されても仕方がないのではないかと考えます。しかしながら、筆者には、残念ながら、1国の(ましてや筆者からみて他国の)国家政策を変える力はありません。日本の健康志向の読者とスポーツ選手には、今しばらく薬局から購入することで我慢していただくしかないのでしょう(少々値段は高くつくのでしょうが)。いずれ近い将来には、日本の読者も、理にかなった価格で「食品としてのコエンザイムQ10」を入手できる日も来ると信じています。

食生活のせいか、あるいはまた、他の理由があるのか、体内のコエンザイムQ10生産はいつでも充分とはいかないのが普通です。コエンザイムQ10レベルが低下すると、疲労感、エネルギー不足、体力不足、などを感じます。Q10を補助食品として摂取するのは、ちょうどビタミンCを補助食品として追加摂取するのと全く同じで、安全なことは言うまでもありません。

第七章 いま注目の抗酸化物質

クレイトン博士の「英国流医食同源」 〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜(翻訳版)の内容を転載しています。

当コンテンツは、現代人の食生活に関する問題や身体を守る抗酸化物質に関する豊富な研究結果を元に、多くの消費者の誤解の本質を解き、健康な食生活の実践を啓蒙している、論文『クレイトン博士の「英国流医食同源」〜発ガン性物質があふれる現代を賢く生きる〜』の内容を転載しております。

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